2015年12月22日火曜日

「世田谷区自立支援協議会シンポジウム」参加報告

「障害者が世田谷区で自分らしく暮らす」
~障害のある人にもない人にもチャンスは平等にやってくる~

 1218日、世田谷区の烏山区民センターで「世田谷区自立支援協議会シンポジウム」が行われました。講師の玉木幸則さんをお招きし、【「障害者が世田谷区で自分らしく暮らす」~障害のある人にもない人にもチャンスは平等にやってくる~】という題目でした。

これから施行される障害者差別解消法について、この法律は差別をしたからに罰せられるというものではなく、差別をせずになくしていきましょう、という考え方の法律です。
玉木さん自身も障害を抱えている中で、当事者である自分も偏見や差別をしないのか?
と言われたら、自分も偏見や差別は心の中である、というふうにお話しされていました。しかし、それを表には出さずに偏見などは持っても構わないが、その上で障害を理解しようとする心が大切なことだ、ということをおっしゃっていました。それには聴衆の方も驚いていた様子が伺えました。


 後半は当事者の方をお招きして実際に苦労されていることなどをお話しされていて、現在の生の声ということでお聞きすることが出来ました。それぞれたいへんな苦労と困難が想像されるような内容でもありました。今後この法律施行に伴って障害というものの認知が広がっていけたらと期待したくなる講演でした。

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